龍神信仰や龍神祝詞は怖くて危険なのか?龍神信仰・龍神祝詞の危険性について

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龍神信仰や龍神祝詞が人気を集めていますが、一部では、龍神信仰や龍神祝詞が怖い要素を含んでいるという主張もあります。

では、実際に龍神信仰や龍神祝詞は本当に危険なのでしょうか?

この記事では、龍神信仰や龍神祝詞に関する危険性について探ってみたいと思います。

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龍神信仰は危険なのか?

では、まずは龍神信仰が危険なのか見ていきましょう。

龍神信仰そのものは危険ではない

龍神は古くから水神として日本では祀られてきました。

日本で龍が祀られていた痕跡はなんと弥生時代からあります。そして現代にいたるまで、日本では神道・仏教ともに龍神に対する信仰が広まっています。

例えば龍神社、また貴船神社(祭神の高龗神は龍神だと言われています)、九頭龍神社、また弁財天系の神社も竜神伝説が多く残っていますね。江の島の龍の伝説なども有名でしょう。

仏教だと八大龍王や善女龍王など、龍という名を持つ神仏をまつる寺院も少なくありません。

古く弥生時代から信仰を集め現代まで続き、しかも全国的に広まっている龍神信仰が危険なわけがないですよね。

つまり、龍神信仰そのものは危険ではありません。

龍神信仰を人間の都合の良いように使おうとすることは危険

近年、龍神を進行することによって運気を上げよう、願いをかなえてもらおう、とするタイプの龍神信仰が盛んになっています。

これは龍神を人間の都合の良いように扱うものであり、龍神に対する尊崇の念が感じられるようなものではありません。

龍神信仰の本来のあり方は、純粋なる尊崇の念から偉大なる龍を信仰するという、ただそれだけのものです。

決して信仰の見返りを求めるようなものではありません。

もしも龍神信仰をすることで見返りを多大に求めているのなら、そのような信仰の仕方はやめるべきでしょう。

見返りをもらうのなら、何らかの犠牲を払うこともあるかもしれません。

龍神祝詞は危険なのか?

近年、龍神をまつる神社などで唱えるのにおすすめの祝詞、として龍神祝詞が流行っています。

しかしこの龍神祝詞は、大祓詞や神棚拝詞のような、神社本庁公認の祝詞ではありません。

また、この祝詞の内容も他の祝詞に比べてやや特徴的なものです。

そんな龍神祝詞は危険だ、という意見もあるようですが、実際どのような点が危険なのでしょうか。

龍神祝詞の内容

高天原(たかまがはら)に坐まし坐まして天と地に御働(みはたらき)を現(あらわ)し給(たまう)龍王は 大宇宙の根元(こんげん)の御祖(みおや)の御使(みつかい)にして一切(いっさい)を産み一切を育だて萬物(よろずのもの)を御支配あらせ給(たま)う 王神(おおじん)なれば一二三四五六七八九十(ひふみよいむなやこと)の十種(とくさ)の御寶(みたから)を己(おの)がすがたと変(へん)じ給(たまい)て自在自由に天界地界(てんかいちかい)人界(じんかい)を治(おさめ)給(たまう)龍王神(りゅうおうじん)なるを尊(とおと)み敬(うやまい)て 眞(まこと)の六根(むね)一筋(ひとすじ)に御仕(みつかえ)申すことの由(よ)しを受(うけ)引ひき給たまいて 愚(おろか)なる心(こころ)の数々(かずかず)を戒(いまし)め給(たまい)て一切(いっさい)衆生(しゅじょう)の罪穢(つみけがれ)の衣(ころも)を脱ぎ去らしめ給まいて萬物(よろず)のものの病災(やまい)をも立所(たちどころ)に祓(はら)い清(きよ)め給(たまい) 萬(よろず)世も御祖(みおや)のもとに治さめせしめ給たまへと祈願(こいねがい)奉(たて)まつることの由(よ)しを聞(きこ)し食(め)し六根(むね)の内(うち)に念じ申す大願(だいがん)を成就(じょうじゅ)成さしめ給へと 恐しこみ恐しこみも白うす

引用:『龍神祝詞』

龍神祝詞はこんな感じです。大祓詞よりは短いですが、神棚拝詞や簡易な祝詞に比べると、長めの祝詞となります。

内容としては龍王=龍神様を一心に信仰します!というのを切々と申し上げている感じになりますね。

また同時に様々な大願などをかなえさせてほしい、といった願い事も含まれています。

龍神祝詞が危険だと言われる理由

危険と言われる理由は、取引を持ち掛けている祝詞の内容にあります。

また悪い龍や霊が寄ってくる可能性もあるため、龍神祝詞を唱えてはいけない、危険だと考える人もいるようです。

取引性を感じさせる内容だからこそ、もしも悪いものが近寄ってきていた時にはあまりよろしくない、ということでしょうね。

取引を持ち掛ける、ということは何らかの見返りを要求されることがあります。

もしも龍神祝詞を受け取った神仏が気を損ねた場合、いわゆるたたりとして出てくることもありえない事ではありません。

龍神祝詞そのものは危険ではない

はっきりと言えることは、龍神祝詞自体が危険なものではないということです。

龍神祝詞は、日本の古代から伝わる神聖な言葉であり、私たちと龍神のつながりを深める手段として尊重されています。

龍神祝詞が広まっているのは、この龍神祝詞を唱えたことで龍神と繋がった、また、幸せになった、と言う人が多いからです。

それほどまでに愛されている祝詞の危険性が高いとは思われません。

また、祝詞は誰でも唱えることは可能です。

むしろ、神社仏閣で神々へメッセージを伝える方法として用いられているため、祈願や祈祷をする際に用いられています。

龍神祝詞の効果が感じられない時

龍神祝詞を唱えているけれど、いまいち龍神様の恩恵を感じられない……というひともいるでしょう。

龍神祝詞の効果が感じられない時の理由としてはいくつか考えられるものがあります。

まず、「あなたが龍神系が合っているか」が重要になります。

例えば、稲荷系・天狗系など、神社によって祀っている神様の種類が複数あることはご存知でしょう。

その中で、龍神系と相性が良い人にとって、龍神祝詞は効果があります。

また、龍神祝詞を唱える際にどのようなことを考えているかも関わってくるかもしれません。

唱える意図や意味が分かっていないのに唱えていても、その祝詞は龍神様に届きません。

龍神祝詞を唱える際は、自分自身や周囲の人々の幸運や繁栄を祈るなど、ポジティブな意図を持って唱えましょう。

また、龍神祝詞は心の奥深くにあるエネルギーと共鳴することで効果を発揮します。

もし心に不安や煩わしさがある場合、そのブロックが龍神の力とのつながりを妨げている可能性があります。

龍神信仰や龍神祝詞は怖くて危険なのか?龍神信仰・龍神祝詞の危険性について:まとめ

  • 龍神信仰は危険ではないが、神を都合の良いように進行するのはよろしくない
  • 龍神祝詞も危険なものではない

いかがだったでしょうか。

龍神信仰や龍神祝詞そのものは危険ではありません。

龍神は日本の伝統的な信仰対象であり、多くの神社や寺院で崇敬されています。

ただし、龍神信仰を人間の都合に合わせて利用しようとすることや、取引を持ち掛けるような姿勢は危険と言われることがあります。

また龍神祝詞も、その内容が取引を持ち掛けるような内容だということで、忌避する人もいるようです。

一方で、龍神祝詞は効果抜群だという評判もあります。

龍神祝詞の効果については科学的な証明はありませんが、信仰心や個人の相性によって感じ方は異なるでしょう。

信仰や祝詞の効果については、個人の経験や信じ方によって異なるため、自身の感覚に従って判断することが重要です。

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